アパートに移るTさん

今月末に、ありあけからアパートに転宅する予定のTさん。

先日、Tさんにインタビューという形でお時間をいただき、これまでのこと、これからのことを、ざっくばらんに話してもらいました(以下、会話形式)。

 

 

アパート転居、よかったですね。Tさん、ありあけに入ってどのくらいになるんでしたっけ?

ーたしか、去年の6月からだったかな。去年はありあけで花火を見たから。だから、ちょうど1年くらいかな。

 

 

ありあけでの生活はどうでしたか?

ーまあ、ここは、いつも何かしらあるよな(笑)。友達(の入居者)が救急車で運ばれたり、騒ぎを起こすやつがいたりよ。まあ、おれは問題起こしたことないけどな。

 

たしかに、Tさんは何か問題になったりとかはなかったですよね。

ーほら、おれは色々動いていたからさ。求職活動とか仕事とかで。ありあけに入ったばかりのときは、結局全然仕事がなくて、去年の10月ごろ、役所が紹介してくれた清掃の仕事につけたんだよ。それがあったから、「幸せ」。今でも幸せだよ。仕事やってなかったら、アパートに入るのも不安だったと思う。だから、仕事をもらえたのは、ありがたい。幸せだと思うよ。

 

 

なるほど、Tさんにとっては仕事がひとつの軸みたいになっていて、それでブレずにいれたんですかね。

ーそんなかんじだな。今年の1年は、半分は良かったけど、半分は悲しかった。仕事が決まらない時期は悲しかったな。今は、昔みたいに履歴書1本じゃ決まらないから。何かっていうと、マイナンバーとか通帳とかが必要になる。まったく、役所に何回通ったことか…。だから今年の1年は早かったよ。

 

 

ありあけに住んでいて、良かったと思うところはありますか?

ーあれかな、月1回の食事会。みんなが作って、おれの分を残しておいてくれるのがありがたかった。自分だったら、「いないからいいや」ってなっちゃうんだけど、いない人に対して、ごはんを残しておいてくれる…自分のことを思ってくれているんだなって。ありがたいよ。「Tちゃんの分、残してあるよ」って、言ってもらえるのが嬉しい。食事自体より、その一言が嬉しいのかもしれないな。

 

 

それはよかったです。Tさん、人当たり良いし、仕事で遅くなるってみんな知ってますからね。

ーおれはさ、今まで、みんなで集まって食べることってあまりなかったんだよ。実家は4人家族だったんだけど、4人そろって食べることはめったになかった。自分が仕事をはじめてからは特にそうだったな。

 

 

転居を控えて、今の率直な気持ちはどうですか?

ー半々かな。半分不安、半分幸せ。自分でこれだけ頑張って、部屋を借りられたのは幸せですよ。

 

 

なるほど…。逆に、不安っていうのは、どういったところが不安なんですか?

ー年が年だからな。これから先、どうやって生きていくか、とか。いつ病気になるかもわからないし。石井さんは今、30歳くらいだろ?石井さんの年に戻りたいよ。

 

 

まだ23です(笑)!…でも、見通しがないと不安になりますよね。今後の目標とか、夢みたいなものはあるんですか?

ー目標はたくさんあるよ。フォークリフトとか大型トラックの免許をとったり。あと、釣りが好きだから、ボートの免許もほしい。それと、パスポートを手に入れて、外国に行ってみたい。日本国内は色々行ったんだけど、外国は行っていないから。

 

 

目標、けっこうたくさんあるんですね!

ーこういうのがあれば、年とっても、楽しみができるからさ。あと、夢っていうと、喫茶店を開きたいっていうのが一番かな。もともと料理が好きで、飲食店で働いてきたから。休みの日は、テレビで料理番組、結構観てるんだよ。

 

 

すてきな夢ですね…!今日はお話聞かせてくださって、ありがとうございました。

ー短い間だったけど、お世話になりました。ありがとう。

 

 

素敵な夢をお持ちのTさん。応援しています…!

(生活相談員 石井)

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