オープンな居場所、クローズドな居場所

ありあけでは、昨年まで毎月実施していた食事会をやめて、今年から誕生日会を開催しています。

 

食事会の原則は、

・来るもの拒まず。入居者の誰でも参加可能。

・途中参加も途中退席も大歓迎。

・みんなで準備し、みんなで食べ、みんなで片づける。

といったことでした。

一昨年の夏から始まった食事会は、開始当初は盛り上がって、「来月の食事会は〇〇が食べたいね」など、次回を楽しみにしている声もありました。

しかし、会を重ねるごとに参加者は固定・縮小していき、しだいに、「開かれた居場所」ではなくなっていきました。

変更になったきっかけは、「自分ばかりが仕事している」「自分がいないと食事会が成り立たないから、参加しなきゃ」と感じてしまう人が出てきたことでした。

 

「いつでも参加していいし、しなくても良い」ということで、できるだけ気軽に、その日の気分で参加・不参加を選べる場に設定していましたが、ひとつの居場所にどっぷりとはまってしまった人、あるいは他に居場所がない人は、そこから抜け出すことも、なかなか選べないのかもしれません。

ありあけのように住まう場であれば、なおさらです。

 

今年から誕生日会に代わり、一回の参加人数は少なくなりました(1月は一人、2月は二人)。

相談室という小さな場所で、参加者を限定することで、ある意味閉鎖的な会になりましたが、その分、密な話ができて、参加者も安心してその場にいることができる面も出てきました。

いままで食事会に参加したことがなかった人が、誕生日会に来たことも、ひとつの変化です。

食事会でうまくいっていたこと、うまくいかなかったことを、今後の誕生日会に活かしていきたいと思います。

 

(生活相談員 石井)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です